「パートで働いてるけど、毎月8万円もいかない…」そんな現実にモヤモヤしていませんか?介護福祉士として頑張っているのに、生活はギリギリ。資格を取っても待遇が変わらない…そんな悩み、自分もずっと抱えてました。
この記事では、介護パートの収入のリアルや改善のヒントを、実体験ベースでわかりやすくお伝えします。
介護福祉士8万円パートの噂は本当?
介護福祉士8万円は嘘なのか?
「介護福祉士 パート 8万円」という検索ワードを見ると、多くの人が「さすがにそれは低すぎでは?」と感じるかもしれません。結論から言えば、実際に8万円前後の手取りで働いているパート介護士は存在します。なので“完全な嘘”ではありませんが、すべての人に当てはまる数字ではないのも事実です。
なぜこんなに低い数字が出てくるのかというと、勤務時間が短く、週2〜3日しか働かない人の場合、月収がそのくらいになることがあるからです。特に、扶養内で働く主婦の方や、体力的にフルタイムが難しい高齢層のパートさんがこのゾーンに該当します。
実際、僕の現場でも週20時間未満の契約で働いていたパートさんは、手取り7〜8万円台でした。
「正直、毎月『今月もギリ生きたな…』って感じでした」
これはフルタイム近くで働いていた自分でも感じていたことです。
とはいえ、パート=必ず8万円ではないので、条件によって大きく差が出ることは覚えておきたいですね。
介護福祉士8万円の現実を解説
「介護福祉士 パートで8万円」――これが現実にどれくらいあるのか、気になる方も多いと思います。実際には、月8万円前後という金額は、限られた時間で働くパート介護士にとって“現実的な数字”です。
例えば、時給1,100円で週3日・1日5時間働くと、月66,000円程度。ここに処遇改善手当が少しついて、8万円前後になります。
つまり、時間を制限した働き方を選んでいる人にとって、8万円は決して極端な金額ではありません。
ただし、処遇改善手当や資格手当が加算されるかどうかで、数千円〜1万円単位で変動があるのも事実です。僕が現場で見てきた限りでも、同じ働き方でも、施設によって手当の出し方がバラバラでした。
夜勤がない、残業もない、という働き方を選ぶと、どうしても収入面には限界があります。
「家賃払ったら、ほぼ何も残らない生活でした」
そう感じていた頃の自分と同じ境遇の人も、少なくないはずです。
2ちゃんねるで語られる実態とは
「介護福祉士 8万円 パート」に関する情報を調べていると、2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)でも多くのスレッドが立っています。そこでは、現役や元介護士のリアルな声が投稿されており、収入の低さや待遇への不満が赤裸々に語られています。
特に印象的なのは、「介護福祉士を取ったのに、月収が10万円に届かない」という声や、「資格手当込みでも生活できない」といった投稿です。これらは大げさな話ではなく、条件次第では本当に起こり得ることだと僕も思います。
もちろん、中には極端な例やネガティブな意見だけが目立つ書き込みもありますが、「現場のリアル」を知るという意味では参考になる部分も多いです。
僕自身、「資格取ったのに、なんでこんな扱いなんだろ」って本気で思ってましたし、同じように感じている人がネットにあふれているのを見て、ちょっと安心した記憶があります。
ただ、匿名掲示板の情報はあくまで“一部の声”です。すべてを真に受けるのではなく、ひとつの参考材料として読むのがちょうどいいですね。
介護福祉士8万円パートの収入内訳とは
パートの処遇改善手当はいくら?支給条件も解説
パート勤務でも処遇改善手当は支給されますが、その金額は勤務先や労働時間によって大きく変わります。フルタイムに近い働き方をしている方であれば、月1〜2万円ほど支給されるケースもありますが、短時間パートの場合は数千円〜1万円未満にとどまることも多いです。
処遇改善手当が支給される条件としては、主に以下の3つがあります。
- 介護職員としての直接業務に従事していること
- 勤務日数・時間など、一定の基準を満たしていること
- 就業規則や賃金規定に処遇改善手当の記載があること
特に注意したいのが、「支給対象外のパート枠」がある施設もあるという点です。たとえば、事務職や送迎補助などの補助的業務に従事している人は対象外になることがあります。また、就業時間が短すぎると、「手当の配分対象にならない」と説明されるケースもありました。
僕がいた有料老人ホームでも、週3日以下のパートさんには「調整金扱い」で、毎月2,000円〜3,000円程度しか支給されていませんでした。
処遇改善手当はありがたい制度ですが、「自分がちゃんと対象になっているか」「どのくらいの額が期待できるか」は事前に確認しておくべきポイントです。
資格手当はいくら支給されるのか?
介護職でパート勤務をしていても、資格を保有していれば資格手当が支給されることはあります。ただし、金額は正社員と比べると控えめで、施設によっては手当そのものがない場合もあるため注意が必要です。
目安としては以下のようなイメージになります。
- 初任者研修:月500円〜2,000円程度
- 実務者研修:月1,000円〜3,000円程度
- 介護福祉士(取得者):月3,000円〜8,000円程度
僕がいた施設では、初任者研修でも月1,000円の手当がついていました。実務者研修を取得した2年目には、月2,500円にアップ。これが地味にありがたかったんです。
「資格取ったのに、なんでこんな扱いなんだろ」って思ってた自分にとって、手当の存在はモチベ維持の数少ない要素のひとつでした。
ただし、資格手当が支給されるかどうかは、雇用契約や規定に明記されているかがカギになります。面接時や契約更新のタイミングで「資格手当の有無」「金額の目安」を必ず確認しておいた方がいいです。
せっかく時間もお金もかけて取得した資格。しっかり評価される環境で働きたいですよね。
介護福祉士8万円パートの将来性と昇給
介護給料は2025年に上がるのか?
結論から言うと、2025年に介護給与が上がる動きはあります。ただし、その影響がパート収入に及ぶかは施設や自治体によって大きく異なります。政府は介護職員の待遇改善を進めており、処遇改善加算の見直しが検討されています。しかし、すべての施設に即反映されるわけではありません。
制度改定があっても、適用までにタイムラグや条件の縛りが存在するため、実際の給与アップにつながるまで時間がかかる場合もあります。たとえば、訪問介護や夜勤なしパートだと反映が後回しになりやすいため、実感しづらい可能性があります。
具体例として、ある自治体では2025年4月から処遇改善手当が月3000円アップしたケースがあります。この施設では週4日・6時間勤務のパートでも手当に恩恵が出ました。
最初は自分にもできるなんて思ってなかったんですよね。
制度の動きをチェックしつつ、今の職場で制度変更がどう適用されるか確認していくのが現実的な対応策です。
介護福祉士10年目の基本給と昇給の流れ
介護福祉士資格を取得後、10年目を迎えると基本給は年々の昇給によって徐々に上がっていきます。勤続年数や資格、有休取得・夜勤回数なども評価対象となり、月額基本給は20万円前後になるケースが一般的です。
たとえば、月給が18万円スタートでも、毎年5000円ずつ昇給していけば、10年で約23万円に到達する計算です。その上で、残業や夜勤手当、処遇改善が乗ってくると、月給構成はさらに厚くなります。
私の経験では、実務者研修から介護福祉士受験資格を得て、現場では昇給制度があってもリーダー職に就けないと基本給はたいして変わらないという実態でした。それでも、昇給の累積で月2万円前後違うと、年間では大きな差になりますよ。
勤続10年で年収440万円は本当に可能か?
多くの方が気になると思いますが、勤続10年で年収440万円は条件次第では実現可能です。とはいえ、これは正社員/フルタイム/夜勤あり/手当をフル活用できる環境を前提にしたシミュレーションです。
例えば、基本給22万円+夜勤手当(月4回×1万5千円)+処遇改善手当などで、月収30万円超に到達。その結果、年収440万円以上になるパターンは確かに現場でもあります。
ただ、パート勤務のままだとこの水準には届きにくいです。夜勤なし、短時間勤務だと、どうしても収入の天井が低くなってしまいます。勤続10年目の正社員でなければ、平均年収は350~400万円が現実的な範囲です。
僕もかつては月16万円台で働きながら副業で補っていました…
ほんの少し生活に余裕ができただけで、心まで軽くなりました。
「年収440万」は憧れだけど、実現するには働き方の見直しが必要ですね。
介護福祉士8万円パートで安定した生活は可能?
介護福祉士のパート平均時給はいくら?
介護福祉士としてパートで働いた場合、平均時給は地域や施設形態によって1,100円〜1,400円前後が一般的なラインです。都市部の有料老人ホームや訪問介護などは比較的高く、地方の特養や小規模施設では1,000円前後というケースもあります。
私がいた千葉県の施設では、初任者研修のときは時給980円スタート。実務者研修を取得して、やっと時給1,100円台に上がりました。
「将来なんて、考える余裕すらなかったです」
そんな生活だったからこそ、時給100円の差でも月にしたら数千円、生活に直結してました。
ちなみに、処遇改善手当や資格手当は時給とは別で支給されることが多いです。これを合算した「実質時給」で見ると、1,300円前後になる場合もあります。
時給アップを狙いたいなら、「介護福祉士の資格保有+経験年数+夜勤や早番の対応可否」が鍵になります。採用面接でそのあたりをアピールできると、時給交渉も現実的になってきますよ。
勝ち組と呼ばれる介護福祉士になるには?
「勝ち組の介護福祉士」って、何をもってそう呼ばれるのか?と考えることがあります。収入、職場環境、人間関係、将来性…いろんな要素がありますが、共通しているのは“自分に合った働き方を見つけて、満足感を持って働けているかどうか”だと思います。
具体的には、次のような条件を満たしている人が「勝ち組」と言われやすいです。
- 年収400万円以上(安定した手取り)
- 人間関係が良好で、長く働ける職場
- 資格取得を活かしてキャリアアップしている
- プライベートとのバランスが取れている
もちろん、これはフルタイム正社員だけに限った話じゃありません。パートでも、週3勤務で家庭と両立しながら安定収入を得ている人は、間違いなく勝ち組です。
僕自身、介護士時代は“勝ち組”なんてほど遠かったけど、副業をきっかけに働き方を変えることで「時間にも心にも余裕が生まれる」感覚を味わえました。
最初は自分にもできるなんて思ってなかったんですよね。
その経験を通して、“誰かと比べる”より“自分にとっての最適解”を見つけるのが勝ち組への一歩なんだと感じています。
パート勤務で得られるメリットと生活の注意点
介護職でパート勤務を選ぶメリットは、なんといっても柔軟な働き方ができることです。特に家庭や育児と両立している方にとって、週2〜3日の勤務や午前中だけのシフトはありがたいはずです。
その他のメリットとしては…
- 急な休みに対応しやすい(子育て中の方に多い)
- 精神的な負担が軽減されやすい
- ダブルワークや副業と組み合わせやすい
ただ、その分収入面では不安定になりやすいのが現実。私自身、パートに近い働き方だった時期は「夜勤明けにコンビニ弁当が買えなかった日、今でも覚えてます」ってほど、生活に余裕がなかった時期がありました。
また、勤務時間が少ないと処遇改善手当や賞与の支給対象外になることもあるため、「手取り額」をしっかり確認してから勤務日数を決めることが大切です。
生活リズムを優先しつつ、少しでも収入を安定させたいなら、「週何時間以上で手当がつくのか」「シフトの融通はどれくらい利くか」を面接で事前にチェックしておくと安心です。
介護福祉士8万円パートと施設利用の現実
介護施設に入る際の費用と備え方
将来的に自分が介護施設に入る可能性を考えたとき、「いくらかかるのか?」は気になるポイントですよね。介護施設の入所費用はピンキリで、月額で見ると公的施設は約8〜15万円、有料老人ホームなどの民間施設では20万円以上かかることも普通です。
初期費用が必要なケースもあり、特に民間施設では数十万円〜数百万円の一時金を求められる場合もあります。僕の親族が地方の有料老人ホームに入ったときは、入居金ゼロでも月額18万円程度でした。年金だけでは足りず、子どもたちが負担を分担していました。
「将来、子どもに迷惑をかけたくない」と思う方ほど、若いうちから備えておくべきです。具体的な備え方としては…
- 小額でも積立型の貯蓄を始める
- パート収入を少しでも安定させて、年金額への反映を意識する
- 医療・介護保険の内容を見直しておく
老後って、すごく先のことのように思えるけど、備えがないと一気に「詰んだ」感が来るのが現実です。
もうあの頃みたいな“詰み感”には戻りたくないです。
自分の生活も、老後も、ちょっとずつでも守れるように今から行動しておきたいですね。
パート収入で老後資金は準備できるのか
結論だけ見ると、パート収入だけで十分な老後資金を準備するのはかなり厳しいです。とくに扶養内や短時間勤務が中心だと、厚生年金の対象にならないケースも多く、将来受け取れる年金額に差が出ます。
ただし、「準備できない=詰んでる」と決めつける必要はありません。収入を増やす選択肢を持ったり、支出を最適化したりすることで、備えの精度は大きく変わります。
僕が介護士時代、パート並みの収入だったときは、「このまま一生続けたらどうなるんだろう…」と夜勤明けに不安しかありませんでした。
「家賃払ったら、ほぼ何も残らない生活でした」
そんな状況でも、副業を始めたことで、少しずつ蓄えができるようになったんです。
パート収入がメインでも、
- 月に数千円でも積立を続ける
- 副業や内職で収入源を増やす
- 支出を見直して固定費を減らす
こうした地道な行動の積み重ねが、将来の不安をやわらげてくれます。
ほんの少し生活に余裕ができただけで、心まで軽くなりました。
「何もできない」ではなく、「今できることは何か?」を考えることが、老後への第一歩になると思います。
まとめ
介護福祉士として「パートで8万円」の現実に直面している方へ。この記事を通して、低収入の背景や制度の仕組み、働き方の選択肢を少しでもクリアにできていたら嬉しいです。現場のリアルは確かに厳しい部分もありますが、情報を知り、選び方を変えることで未来の景色は変わります。今の自分にできる働き方、これから選べる働き方を、一度見直してみてください。収入や働き方にモヤモヤしていた過去の自分が、一番必要としていたのは「正しい情報」でした。
自分は、「もう無理かも」って思ってた側の人間です。
でも、ほんの少しやり方を変えて、
今では元介護士の自分がライターとして月30万円以上を安定して得られるようになりました。
最初にやったこと、全部テンプレにまとめてあります。
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